昭和29年(1954)3月

日米MSA協定が結ばれる

簿冊番号:御36014

資料名等

日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定及び関係文書・御署名原本・昭和二十九年・条約第六号

解説

昭和29年(1954)5月1日、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定」が公布されました。同協定と同時に、農産物購入、経済措置、投資保証に関する日米協定も公布されました。これらを総称してMSA協定と呼びます。各協定の根拠がアメリカの相互安全保障法(略称MSA)に求められたため、このように称されています。アメリカの相互安全保障法は、アメリカの援助受入国に対して自国と自由世界の防衛努力を義務づけた法律であり、日米相互防衛援助協定も、自国の防衛力だけでなく自由世界の防衛力の発展・維持に寄与するとともに自国の防衛能力の増強に必要なすべての合理的な措置をとる義務を日本が負うことを規定しました。掲載資料は、相互防衛援助協定の公布原本です。

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