昭和22年(1947)4月

地方自治法が制定される

簿冊番号:類03042

資料名等

地方自治法

解説

昭和22年(1947)4月17日地方自治法が公布され、日本国憲法と同時に施行されました。第8章に「地方自治」の章を設けている日本国憲法の規定に基づく地方自治法は、地方住民の政治参加の権利を保障し、地方自治体の自主性・自立性を強化することを図っています。それまで官選であった都道府県知事も地方住民の直接投票で選ばれるようになり、都道府県は、市町村と同じ、普通地方公共団体となりました。地方議会の地位・権限が強化されたほか、住民の直接請求や監査請求権、住民訴訟などの規定が設けられ、憲法第92条のいう「地方自治の本旨」の徹底した具体化が図られました。掲載資料は、地方自治法公布時の閣議書です。

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