事変呼称ニ関スル件ヲ定ム
昭和12年(1937)7月7日、中国北京郊外の盧溝橋での日中両軍の小衝突を発端として、7月末には日本軍が北京・天津地方を制圧。8月には、上海で海軍陸戦隊の大山勇夫中尉が射殺されたことを契機に、日本は上海地方への出兵を決定。9月2日には、「支那事変」と呼称すると発表し、日中は全面戦争状態に突入しました。掲載資料は、9月2日の発表に関する閣議書です。
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