昭和35年(1960)12月

国民所得倍増計画が閣議決定される

簿冊番号:平11総02714

資料名等

国民所得倍増計画について

解説

昭和35年(1960)12月27日、実質国民総生産を10年以内に2倍にすることを目標とする「国民所得倍増計画」が閣議決定されました。国民所得倍増計画は、輸出増進による外貨獲得を主要な手段として、国民生産を倍増させ、これによって、道路・港湾・都市計画・下水・住宅等の社会資本の拡充と失業の解消や社会保障・社会福祉の向上等を実現する目標を明確にしました。また、経済成長を支える人間の要素に注目し、教育・訓練・科学技術の向上等を重視しました。経済的な各種の格差や地域発展の問題等が取り上げられたことも、この計画の特色でした。掲載資料は、閣議決定の文書です。

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