関係資料で学べること
(6)汽車運転時限并賃金表上達
・新橋―横浜間の鉄道の敷設距離や所要時間、賃金等を現在との比較において理解する。
・鉄道乗車にかかる注意事項等を、現在との比較において検討する。
・鉄道が定時法の普及に果たした役割を考える。
(7)東京横浜間開業式及臨幸諸件・二十三条
・明治天皇の出席、各国公使の招待などの開業式の式次第から、鉄道建設が国を挙げての事業であったことを理解する。
・近代化のシンボルとしての鉄道の役割を理解する。
鉄道は19世紀前半、イギリス、フランス、アメリカなど、欧米諸国で相次いで開業し、産業革命を支えました。その情報は、江戸時代の日本にも伝わっていました。明治2年(1869)に外務省から太政官に提出された建議を始め、政府内外から寄せられ、様々な検討が行われた結果、同年、政府は鉄道建設を決定しました。明治5年7月、新橋―横浜間に路線敷設が完了し、鉄道が本開業したのは9月のことでした。
・新橋―横浜間の鉄道の敷設距離や所要時間、賃金等を現在との比較において理解する。
・鉄道乗車にかかる注意事項等を、現在との比較において検討する。
・鉄道が定時法の普及に果たした役割を考える。
・明治天皇の出席、各国公使の招待などの開業式の式次第から、鉄道建設が国を挙げての事業であったことを理解する。
・近代化のシンボルとしての鉄道の役割を理解する。
「鉄道の開通によって近代化が推し進められた。」この一文にどの程度賛成できますか。具体例を挙げて、自分の言葉で説明してみよう。
((1) (2) (3) (6) (7)など)
「鉄道の開通」と「国防」、どちらを優先すべきだと考えますか。明治政府における行政官になったつもりで説明してみよう。
((1) (2) (3) (5) (7)など)
明治の人々に、鉄道の敷設はどのような影響を与えたと思いますか。
((4) (5) (6) (7)など)