Ⅳ 明治後期の学び

帝国大学の増設

請求番号：類00793100

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明治19年（1886）の帝国大学令によって、東京大学は帝国大学と改称しました。帝国大学は全国に東京の一校しか存在しなかったため、関西地方でも設置を望む声が高まりました。

明治政府は、こうした声に応えるため下関条約に基づく賠償金の一部を大学建設費に当て、明治30年（1897）に京都帝国大学を設置しました。

京都帝国大学の設置を契機として、各地でも帝国大学の建設がすすみ、昭和14年までに9校の帝国大学がつくられました。