昭和8年(1933)3月

国際連盟からの脱退を通告する

簿冊番号:類01817

資料名等

国際聯盟脱退ニ関スル措置案

解説

日本は、大正9年(1920)に創設された国際連盟の常任理事国でしたが、満州事変を契機に脱退することになります。昭和8年(1933)2月24日の国際連盟総会では、中国の統治権を承認し、日本軍の撤退を求める報告案に対して、賛成42、反対1、棄権1という形で、各国の意思が示されました。反対票を投じた松岡洋右ほか日本代表団は議場から退場。日本は、3月27日に国際連盟脱退に関する詔書を発表すると共に、連盟に脱退を通告しました。掲載資料は、連盟脱退に関する閣議書です。

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