明治28年(1895)4月

日清講和条約(下関条約)が結ばれる

簿冊番号:類00724

資料名等

日清媾和条約及別約附媾和条約及別約ヲ裁可セラル

解説

明治28年(1895)4月17日、日本全権の伊藤博文・陸奥宗光と清国全権の李鴻章・李経方により、日清講和条約(下関条約)の調印が行われました。同条約は、4月20日批准、5月10日に公布されました。掲載資料は、同条約批准時の閣議書と裁可書です。日清講和条約では、清国が朝鮮の独立を承認する、遼東半島・台湾・澎湖列島を日本に割譲する、賠償金2億両を支払う、欧州諸国と同様の通商航海条約を日本と締結する、などが講和の条件として規定されました。

資料写真

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