Ⅱ 近代教育の整備
教育令
請求番号:公02248100
文部省雇米国人モルレー叙勲伺
明治6年(1873)から明治11年まで文部省顧問として活躍したモルレーは、明治10年に「学監考案日本教育法」などの学校制度案をまとめました。モルレーは、欧米の教育制度を調査した経験がある田中不二麿文部大輔らと、新たな教育制度の創設に尽力します。学制は西洋の制度を模範としていたため、日本の実情に合わないことが多くありました。そこで明治12年に、教育令を制定しました。
資料は長年の功績を称え、明治11年に勲三等旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)が授与された際の文書です。