今月のアーカイブ |『暁斎画談』(きょうさいがだん)
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今月のアーカイブ |『暁斎画談』(きょうさいがだん)

 今月の資料は、明治二十年(一八八七)に出版された『暁斎画談』(瓜生政和編)。幕末から明治の半ばにかけて活躍した画師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい 一八三一―八九)の履歴と多彩な画業を紹介した書物です。
 国内外で高く評価され、今日なお多くのファンを持つ独創的で魅惑的な画家、河鍋暁斎。しかし今回注目するのは、暁斎の芸術全般ではなく、彼が描いた明治初期の牢獄の絵。他に例を見ない(したがって史料的価値の高い)絵によって、当時の獄舎(正確には東京府の仮牢)の様子をご紹介したいと思います。

 ところで暁斎は、どうしてこのような絵を描いたのでしょうか。 『暁斎画談』には、その経緯が、暁斎自身が描いた絵を添えて記されています。まず次の絵をご覧下さい。

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