今月のアーカイブ |『明治時代の伊勢神宮式年遷宮』
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今月のアーカイブ |『明治時代の伊勢神宮式年遷宮』

慶応三年(一八六七)一二月九日に発せられた「王政復古の大号令」では、「諸事神武創業ノ始ニ原(もと)ツキ」とあるように、神武天皇の治政に基づいた政治を行うことが宣言されました。明治政府は、王政復古の理想を神武天皇の業績に求め、天皇が自ら政治と祭祀を行う「祭政一致」を目指しました。そして、神社を国家の宗祀と位置づけ、神職の世襲を廃止するなど、様々な改革を行いました。伊勢神宮においても、こうした改革とは無縁ではありませんでした。明治政府は、明治四年(一八七一)に、神宮大麻の配布や伊勢参宮の手配を行い、宇治・山田の行政にも強い影響力をもっていた「師職」(御師)を廃止するなどの、いわゆる「神宮改革」を行ったのです。そして、一三〇〇年の歴史を誇る伊勢神宮の式年遷宮も、「御一新」の影響を受けていくことになりました。 王政復古の大号令

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