「平成24年度アーカイブズ研修I」を開催


 平成24年9月3日(月)から9月7日(金)までの5日間、「平成24年度アーカイブズ研修I」を開催しました。
 本研修は、国又は地方公共団体の設置する公文書館等の職員及び地方公共団体の文書主管課等の職員を対象に、歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関する基本的な事項を習得させるとともに、公文書館制度についての理解を深めさせ、公文書館法の趣旨を徹底させることにより公文書館等の職員としての資質の向上を図ることを目的として、開催しているものです。また、国又は独立行政法人等の文書主管課等の職員にも、公文書館機能等に関する理解を深めてもらうため、受講する機会を設けています。
 本年度は、国の機関を始め、都府県、政令指定都市、市区町、独立行政法人、国立大学法人、特殊法人等から87機関122名の参加がありました(一部科目のみの受講者を含む。)。

講義等について
 「記録管理とアーカイブズ」、「日本の公文書館」などの総論科目や、「公文書等の管理に関する法律」、「情報公開」などの関係法令に関する科目、「特定歴史公文書等の利用(審査基準)」、「公文書の受入れ、受け入れた公文書の整理、目録作成について」などの公文書館機能に関する科目等の講義のほか、地方公共団体における公文書管理条例制定に係る具体的取組に関して、鳥取県立公文書館と広島県安芸高田市の担当者から「事例報告」が行われました。このほか、国立公文書館の本館見学を実施しました。

グループ討論について
 「公文書の利用と利用制限」、「公文書の評価・選別」、「電子公文書、デジタルアーカイブ」、「公文書の受入・整理・保存」及び「公文書館機能等」・「公文書等の管理に関する法律と地方公文書館の在り方」のテーマ別に分かれてグループ討論を行い、その結果を発表し、受講者全員で質疑応答等を行いました。

研修後のアンケートより
 受講者から、「公文書館がどういうものであるか,どういうものであるべきかを知ることができた」、「(「事例報告」について)県と市のように自治体の規模が違う事例を二つ取り上げたのは良かった」、「議論等において色々な立場の方々の意見を聞く機会があり大変勉強になった」といった意見が寄せられました。

  • 講義風景
    【講義風景】
  • グループ討論風景
    【グループ討論風景】