「国立公文書館創立40周年」・「国際アーカイブズの日」

記念講演会報告



 平成23年6月9日(木)、東京都において、「国立公文書館創立40周年」・「国際アーカイブズの日」記念講演会を開催しました。
 「国際アーカイブズの日」記念講演会は、平成19年11月に、国際公文書館会議(ICA)(1948年6月9日、ユネスコの支援を得て設立)が設立60周年を記念して、6月9日を「国際アーカイブズの日」と定め、加盟各国において記念行事等の開催を呼びかけてきたことに呼応し、平成20年度から開催しています。また、今年は国立公文書館が昭和46年(1971年)7月に設立されて40周年となるため、これを併せて記念する講演会としました。
 講演会には、国及び地方が設置する公文書館、内閣府、アーカイブズ関係機関協議会構成員等から約120名の参加がありました。
 講演会の冒頭、当館高山館長から、去る3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々へのお見舞いと、被災資料類の修復等に関する助言や協力・支援を行う旨表明しました。続いて、講演会の開催経緯や当館創立40周年とこれまでの取組等について説明しました。加えて、「当館が創立40周年を迎えたこと、また、本年4月に公文書管理法が施行されたことを踏まえ、このような節目となる機会に、国と地方、現用と非現用文書、さらには公的部門と民間部門を問わず、我が国の文書管理の在り方、アーカイブズの将来の向かうべき方向、あるべき姿について、大いに議論していただきたい」とした上で、「今回が第4回目となる「国際アーカイブズの日」が、わが国アーカイブズの歴史に確かな足跡を残す一日となることを確信する」旨発言しました。
 次に、アーカイブズ関係機関協議会を代表して高山館長から、日本経済新聞社の松岡資明氏に、長年の公文書管理に関する取材執筆活動の労をねぎらうという趣旨から、感謝状を贈呈しました。
 続いて、筑波大学の大濱徹也名誉教授から「国立公文書館創立40周年にあたって」と題した講演が行われ、引き続き、東京大学大学院の宇賀克也教授から「『公文書等の管理に関する法律』の施行にあたって」と題した講演が行われました。
 その後、当館山崎理事をコーディネーターとして、両講師と参加者との間で活発な意見交換が行われました。


  • 【開会挨拶】

  • 【松岡資明氏への感謝状贈呈】

  • 【講演(大濱講師)】

  • 【講演(宇賀講師)】