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戦後改革の諸相

官庁における文書の文体

国民の読み書きの負担を軽減し、教育上、社会生活上の能率を高めるため、国語の書き表し方の基準として、文部大臣の諮問機関である国語審議会(会長安倍能成)は、「現代かなづかい」、「当用漢字表」を決定します。政府はこの決定を採択し、昭和21年11月16日に「当用漢字表の実施に関する件」(内閣訓令第7号)、「『現代かなづかい』の実施に関する件」(内閣訓令第8号)により、官庁においてこれらを使用するとともに、広く各方面にこの使用を勧めて、その制定の趣旨を徹底するように努めるよう通達しました。

  1. 当用漢字表、「現代かなづかい」の実施に関する件昭和21年(1946)11月16日

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