24. エドワード・シルベスター・モース

 エドワード・シルベスター・モース(Edward Sylvester Morse、1838〜1925)は、アメリカのメイン州ポートランドに生まれ、日本沿海のわんそくるいなどの研究のため、明治10年(1877)に来日し、同年4月に設置された東京大学理学部生物学科に迎えられました。横浜から東京に向かう鉄道の車窓から大森貝塚を発見し、明治10年9月から発掘を行い、12年に報告書『おおもりかいきょへん』を刊行しました。モースの大森貝塚の発掘により、日本の考古学が始まったといわれています。明治12(1879)年8月、契約満了となったモースは帰国し、1925年12月、マサチューセッツ州セーレムで没しました。資料は、モースの雇用に関する書類です。
 資料が含まれる「公文録」は、「公文附属の図」とともに重要文化財に指定されています。

【請求番号 公02109100】

写真をクリックすると拡大画像が表示されます
ページのトップへ戻る