16. たけとり物語

 平安時代に成立し、物語の「祖」ともされる『竹取物語』には未知なる世界が多く描かれています。美しく成長したかぐや姫のもとには五人の求婚者がやってきますが、かぐや姫はこの五人に対して世界の様々な宝を持参するよう難題を課します。その宝とは、唐土にあるという「火鼠のかわごろも」や天竺てんじくにあるという「ほとけ御石みいしはち」などです。本書は、江戸時代前期に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵、全2冊。

【請求番号 特027-0012】

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