現在の河北省石せっ家か荘そう市を中心とした地域について記述した書物で、明の嘉か靖せい28年(1549)序刊(万暦42年(1614)修)です。本書は、『御書物方日記』の記述よれば、享保7年(1722)9月16日に徳川吉宗のもとへ届けられました。紅葉山文庫旧蔵、全10冊。