がくこうだんしょ


 和学講談所は、寛政5年(1793)にはなわいちが創立した、古典の研究・校訂や、正続群書類従・史料・武家名目抄などの編纂を目的とした学問所です。同7年(1795)は、官立に準ずる機関となりました。講学・研究を行うほか、しばしば門人達を京都や伊勢などに派遣して古書を筆写させ、資料の収集につとめました。和学講談所が集めた書物は、数量的にも多く、学術的にも高い価値を有しています。

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