国立公文書館は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を永く保存し、皆様にご利用いただくため、閲覧、展示、インターネットによる公開等さまざまな取組を行っている機関です。昭和46年7月に設置され、平成13年から独立行政法人として、活動を行っています。
国立公文書館では、国の機関及び独立行政法人等から受け入れた行政文書等約81万冊、江戸幕府から引き継いだ古書・古文書(内閣文庫)約48万冊を所蔵しています。(平成23年度末現在)
上段左より『公文録』、『太政類典』、
下段左より『公文類聚』、『内閣公文』
所蔵資料は、外務省、宮内庁を除く各府省等から移管された「行政文書」、司法機関から移管された文書と平成12年度から平成22年度までに各大学から受け入れた民事判決原本などの「司法文書」、独立行政法人等から移管された「法人文書」、寄贈又は寄託された「寄贈・寄託文書」、及び旧内閣文庫所蔵の古典籍・古文書にわけられています。
主な行政文書としては、憲法、法律、条約等の公布原本である「御署名原本」や、明治期の政府記録である『公文録』(重要文化財)や『太政類典』、法律・規則の原議及閣議資料等を編集した『公文類聚』及び『内閣公文』、叙位・叙勲の裁可書、法令案審議録、学校の設置認可関係書類、などを所蔵しています。
開館時間 | 9:15〜17:00(ただし、閲覧室への入室は16:30まで) |
---|---|
休館日 | 土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12/28〜翌年の1/4) その他法令により休日に定められた日 |
ホームページ | https://www.archives.go.jp/ |
デジタルアーカイブ | http://www.digital.archives.go.jp/ ※インターネットを通じて、特定歴史公文書等の目録情報の検索や、画像等情報などの利用ができます。 |