ここから本文

42.マスコットキャラクターと保存箱

献血推進マスコットの「けんけつちゃん」です。平成17年(2005)度に、厚生労働省から広報資料として移管されました。展示しているぬいぐるみ「チッチ」は「たすけアイランド」に住む妖精です。A・O・B・ABそれぞれの血液型が胸に書かれている「エイッチ」「オータン」「ビービー」「エビリン」とともにポスターやリーフレットに登場し、また各地のイベントにおいても献血の呼びかけに一役買っています。

こうした献血の推進や採血業の監督といった業務は、厚生労働省医薬食品局の血液対策課が所掌しています。同課では、このほか血液製剤の適切な使用の確保や、安定的な供給の確保などにもあたっています。「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」(昭和31年に「採血及び供血あつせん業取締法」として成立、平成14年改称)に基づき、毎年度「血液製剤の安定供給に関する計画」および「献血の推進に関する計画」を策定し、告示しています。

「けんけつちゃん」の後方に見える灰色の箱は、中性紙で作られた資料保存箱です。国立公文書館では、受け入れた公文書の劣化を防ぐために、移管後ガスによるくん蒸(かび・虫害等の予防)を行っています。また、一枚ものの資料や大きさにばらつきがある資料などは、酸化を抑制する中性紙の封筒・保存箱に入れて保管しています。このように、当館では後世に資料を残し伝えていくための取組みを続けています。

「けんけつちゃん」ぬいぐるみ
関連画像

※写真をクリックすると拡大画像が表示されます

本文ここまで


ページ上部へ


ここからメニュー

メニューここまで


ページここまで