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8.阪神・淡路大震災の記録

まだ記憶に新しい、平成7年(1995)1月17日に発生した阪神・淡路大震災の記録です。10年の保存期間が満了した文書を中心に、一部の省庁から震災に関連する文書が移管されるようになりました。

今回は移管文書のうち、建設省近畿地方建設局が震災直後に測量を行った際の写真、ならびに総理府阪神・淡路復興対策本部事務局が作成した「復興だより」を展示しました。測量写真には、陥没した道路や、ビニールシートがかけられた住宅地などが写っており、「淀川水系藻川右岸0.4k付近(尼崎市額田地先)」と書かれた小黒板も見受けられます。「復興だより」は復興対策本部事務局が法務省に送付したものです。「仮設住宅から恒久住宅へ」の変遷が、グラフによって示されています。

「阪神・淡路大震災関連施策」に関する文書は、平成19年6月27日の内閣総理大臣決定「公文書等の適切な保存のための特定の国政上の重要事項等の指定について」において、「国政上の重要事項等」として指定され、関連文書を適切に保存することとされました。閣議書等はもちろんですが、この決定により、通常では保存されないような文書(地方における対応など)も後世に残す措置がとられました。

阪神・淡路大震災被害写真綴
復興だよりvol.16

※写真をクリックすると拡大画像が表示されます

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