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家康もう一つの隠居所

本光国師日記(ほんこうこくしにっき) [請求番号: 165-0096]

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 臨済宗の僧で、家康の政策ブレーンでもあった以心崇伝(いしんすうでん、1569~1633)の日記。原題は「案紙」で、様々な人々との手紙のやりとり等が記録されています。崇伝は京都南禅寺の金地院(こんちいん)に住んだことから、金地院崇伝とも称します。本光国師の称は、寛永3 年(1626)に朝廷から授与されました。泉頭への隠居所の建設について、崇伝は、「泉頭ハ諸人めいわくかり」と日記に記しています。全47冊。