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二条城会見

当代記(とうだいき) [請求番号: 150-0049]

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 戦国から江戸時代初頭の国内の政治や経済等の動きを詳細に記した書で、著者は播磨国姫路藩主で家康の孫にあたる松平忠明(ただあきら、1583~1644)と言われています。資料には、秀頼の出迎えが、家康の子である「右兵衛主(督)」(義直)と「常陸介」(頼宣)等であったこと、秀頼を先に御成の間に上げて、対等な立場での会見をしようと家康が提案するも、秀頼が堅く固辞し、家康を先に上げ礼をした事など、秀頼の帰坂までの出来事が詳細に記されています。全10冊。和学講談所旧蔵。