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関ヶ原の戦い

朝野旧聞裒藁(ちょうやきゅうぶんほうこう) [請求番号: 258-0010]

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 林述斎が監修し、宮崎成身・戸田氏栄(うじよし)ら幕臣21 名が24年間の歳月をかけて天保13 年(1842) に完成させたもので、徳川氏創業の事績を叙述し、その関係史料を集大成した、徳川氏及び家康の事績録。家康の将軍任官は、室町幕府最後の将軍足利義昭の遺言に拠るとの説が残されています。資料によれば、義昭が大和国で牢人をしていた際に、家康が扶助した縁で、室町幕府代々の重宝(じゅうほう)を譲渡され、さらに将軍職を相続してほしいとの遺言があったと記されています。全1083 冊。紅葉山文庫旧蔵。