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秀吉への臣従

武徳編年集成(ぶとくへんねんしゅうせい) [請求番号: 特044-0002]

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 幕臣木村高敦(きむらたかあつ)の著で、家康一代の事歴を記した書。寛保元年(1741)、将軍徳川吉宗に献上されました。資料には、大坂城で秀吉と対面する前日の出来事が記されています。これによれば、秀吉は翌日の対面時には、自分に対して非常に丁寧に挨拶してほしいと家康へ依頼しています。これは、家康が自分を敬えば、諸大名も自分へ主君の礼を尽くすと考えたからです。全 93 冊。昌平坂学問所旧蔵。