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病欠届(多聞櫓文書)

[請求番号 多033555]

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病気で休むときは、もちろん職場にその旨を伝えなければなりません。

連絡の方法は職場や役職の高下によってさまざま。展示資料の「御同役中様宛清水鉄五郎書状」で、表右筆の清水は、同役(同僚)に手紙で「依然として体調が思わしくないので、今日も療養のために欠勤します。組頭(上役)ほか皆様によろしくお伝えください」と述べています。

追記の「猶以差懸り御用向無御座候」は「早急に処理しなければならない案件は抱えていないので、欠勤してもとりあえず迷惑をかけることはありません」と意訳できるでしょう。


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