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大蔵大輔松方正義仏国博覧会派遣(明治10年)

松方は、知事在任3年の後、明治3(1870)年、民部省に転任。さらに、明治4(1871)年には大蔵省へ勤務。松方は財政政策の専門家としての力量が大久保利通らに評価されていました。地租改正などに取り組んだ後、ようやく外国視察の機会を与えられました。
  明治10(1877)年10月、パリ万国博覧会副総裁事務取扱を命じられ、明治11(1878)年2月、フランスに派遣されました。この機会に、欧州諸国の文物・制度の研究や財政状況の実情視察をしたことが、後の中央銀行設立構想をはじめとし、松方の構想の源となりました。
日本銀行設立の儀(明治15年12月6日)

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